ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

「JoyToKey」はゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作を可能にするフリーでも制限なく使えるシェアウェアです。
対応OS:Windows XP/Vista/7/8/10 32&64 bit
開発:日本・JTK


USB 接続のゲームパッド・コントローラーを持っている人なら、あれば何かと使えるソフトです。
日頃ゲームをプレイする人なら入手して備えておくのが当たり前のソフトですが、そうじゃない人でもゲームパッド・コントローラーをリモコンのように使ったりするなどであるととても便利です。
かなり昔からある有名なソフトで、バージョン4.0からはシェアウェアとなったものの寄付歓迎のような扱いであり、バージョン6.2現在でも全く制限なくフリーソフトとして使えます。

メインであるゲームでの使い方の前に、基礎的な設定を説明します。
筆者は JoyToKey をスタートアップ起動させ常駐させています。
メインのキー配置は OS やブラウザの操作をするセットにしており、離れたところからゲームパッド・コントローラーでPC操作を可能としています。
寝ながら Youtube を観るときなどに便利です。

まず JoyToKey はゲーム用途で使う場合、オンラインゲームなどでは操作を有利にするとして不正ツール扱いで禁止されている場合があることを覚えておいてください。
そういった特殊な場合を除き、どんなゲームにも確実に使えるようにするためには JoyToKey を管理者権限で実行する必要があります。
更にスタートアップで管理者権限で起動する場合は、通常のスタートアップ起動ではできません。
管理者権限やスタートアップに関してはこちら↓の記事をご覧ください。

Windows10 のスタートアップ起動を管理者として実行する方法

使い方

インストールは必要無く、解党したファイルを適当なディレクトリに移動し、「JoyToKey.exe」を実行するだけです。
起動後にまず一つ設定ファイルを作ってみましょう。
練習も兼ねて PC をゲームパッド・コントローラーで操作できるようにしてみましょう。
先に Option タブの方を設定します。

ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

  • まず最初に一つ設定ファイルを新規に作ります。
  • 単純に接続してるコントローラーの数を入力します。
  • 十字キー・POVは PS や Xbox などの一般的な物はこの設定にします。
    この設定だとキーの割り振りができないときは変更します。
    設定したいボタンの数は最大にしておきます。
  • アナログスティックの遊びを設定します。大抵のコントローラーは0%では何も触ってないのに入力扱いになってしまうので、マウスカーソルの移動などを割り当てたらカーソルが勝手に暴れまわります。30%くらいからはじめてデッドゾーンが広すぎる場合は数値を下げていきます。
    ヘタリ具合が酷いコントローラーなら更にこの数値を上げていきます。

上記の基礎オプション部分が設定できたら、各キーの設定を始めます。
筆者の場合、左スティックをマウスカーソルの移動、その他にクリックや各ショートカットを割り当ててます。
まず基本的なキー入力は以下のように行い、キー4つ同時押しまで可能です。
同時押しの場合の設定順は、実際に押す順番に設定します。
「Ctrl+Shift+Tab」であれば、Ctrl から順に設定していきます。

ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」 ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

マウスカーソルの移動をスティック操作で行う場合は、ただ方向設定するだけではなくアナログスティックの倒した度合いに応じて移動スピードを変化させるように設定します。
数値はマウス性能(DPI設定)と画面の大きさ(解像度)に左右されるので、自分の環境にあった数値を見つけ出す必要があります。
ベースは最も遅く動かしたいときにスティックを少しだけ入力した状態を合わせ、その後スティックを最大に倒したときに必要な移動量になるように設定します。
具体的には最小移動量を「マウスカーソルの移動」で設定し、次に最大速度を「アナログ入力加速」の方で倍率設定します。

ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

同時押しによる架空のボタン設定

Xbox360 コントローラーでは、ガイドボタンも合わせて13キーとなります。
例えば筆者は「Rトリガー(Button12)」には Ctrl を、「Xボタン(Button3)」には左クリックを設定しています。
通常この場合はRトリガーを押しながらXボタンを押せば、Ctrlを押しながら左クリックしたことになります。
ですがこのCtrl+左クリックが必要無い場合はこの入力を無効にし、この操作に対して別の架空のボタンを割り振ることができ、それがボタン14~32の存在する理由です。
筆者の設定の場合この操作で Button31 が発動するようになっており、Enter を入力したことになります。
Button31 には普通に操作したいキーを設定すればよいですが、31を割り当てる作業は「Option」タブにて行います。
「ボタンの割り当て変更」を開き、Button31 を選択し、上段の「下記の入力があったら押されたことにする」の方に先に押すボタンを設定し、下段の「下記の入力も同時に~」の方に最終的に入力を行うキーを設定することで完成です。
本来であればこの同時押し用のキー(この場合Rトリガー)には何も割り振らずこれ専用のボタンとしておくべきなのですが、Ctrl や Shift や Alt といった元々そういう同時押しの用途で存在するキーであれば単独時に割り振っておいても邪魔になりません。
Space や Enter や 文字キーを割り振っていたら、同時押しする前にそれらが入力されてしまうことは想像がつくと思います。

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アプリケーションとの関連付けを行うことで常駐が可能

JoyToKey を使いまくっていない人は、必要なゲームを使用するときに立ち上げて、そのゲームの設定ファイルをセットするといった使い方が一般的かと思いますが、「アプリケーションとの関連付け」を駆使することによってそのような面倒くさいことはする必要が無くなり、常に常駐させておくことができます。

筆者のように起動したときのデフォルトが「OSとブラウザーの操作」に設定されていれば、逆に言えば常駐していて困るときは JoyToKey が必要ないゲームをする時だけです。
そこでまず起動しているのに何も入力されない「JoyToKey が無効と同じ状態の設定ファイル」を作ってしまいます。
簡単な話で全部のキーを「Disabled」にしてしまえば良いだけです。
後は自分がプレイするゲームで JoyToKey が必要ない全てのタイトルの EXE ファイルに、この「無効設定したファイル」を関連付けてしまえば、ゲームが立ち上がった時に自動で切り替わり普通のコントローラーとして使え、ゲームが終わったら自動でデフォルトのファイルに戻るといった状態になります。
ゲームを起動する度に起動するよりも、新しいゲームをインストールするときに一回設定してしまう方が遥かに楽です。
手順は以下のようになります。

ゲームパッド・コントローラーでキーボードやマウスを操作可能にするフリーソフト「JoyToKey」

  • 設定>アプリケーションとの関連付け と進みます。
  • ゲームを終えたときの自動的に戻るベースファイルを選択します。
  • 設定ファイルの名称なので任意の名前でOKです。
  • ゲームのランチャーではなく最終的に起動する実行ファイルを設定します。
    実行ファイルが解らない場合は「アプリケーション情報の取得」から自動で取得します。
    ゲームを起動した状態で、「タイマーを使ってアプリケーション情報を取得」を押して、指定された秒数以内にゲームウィンドウに切り替えれば、そのゲームの実行ファイルのパスが取得できます。
  • 関連付けるファイルを準備しておいた無効にするファイルに設定します。

JoyToKey をゲームで使用する際の大きなメリットとして、連射機能が挙げられます。
連射が必要となるのはシューティングゲームくらいかと思いますが、速く押す以外も例えばガンシューティングでマシンガンなどをフルバーストで撃つと反動で銃口が上に向かっていき初期のエイム位置からずれていきますが、連射の設定が適切であれば同じ連射速度で全く反動の無い状態でタップ撃ちができます。
この辺りがオンラインゲームで不正ツール扱いにされるところです。
ボタン一つで複数ボタンを押した扱いにもでき、同じコントローラーで多いボタン数が設定できるといった、通常より有利になる要素が色々あります。

JoyToKey をアナログスティックがデジタルになるので不利では?と思う方も居るかもしれませんが、XInput Plus も併用することで、スティックとトリガーだけはアナログスティックのままで、その他のキーは JoyToKey 経由で入力ということもできるのです。
普通に入力するキーだけを残し他は XInput Plus では無効にし、XInput Plus で無効にしたキーだけを JoyToKey で設定して、両方合わせて全てのキーがどちらかで機能するように組み合わせればよいのです。

JoyToKey 公式サイト
https://joytokey.net/ja/

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